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2019-07-31

yuragi-ring(Sv9999)

ゆったりとした雰囲気の指輪が仲間入りです。

yurgi-ring

名前は、『yuragi-ring』

全ての工程を手作業で、金属を切って、叩いて、ロウ付け(溶接)して、削って、磨いて作る”地金加工”で制作しました。

世の中には、癒しや安らぎを感じる、「1/f(エフブンノイチ)ゆらぎ」というのが存在するそう。

普段気にしていなくても「なんだか落ち着くな」と感じるものはありませんか?
ロウソクの炎の揺れや小川のせせらぎ、鳥のさえずり、心臓の鼓動音、木の木目など。

こういった中に1/fゆらぎが隠れているそうなんです。

この1/fゆらぎを調査している研究者の方もいるほど奥が深いようで、発生するメカニズムはまだハッキリとはしていないそうなのですが、自然界に普遍的に存在していて、このリズムを持つものには不思議と癒しや安らぎを感じてしまう。

神秘的でロマンがありますよね。

そんな「yuragi」の名が付いた今回の指輪ですが、最初からゆらぎをテーマに制作をした訳ではないんです。

心身ともに休めようと先日出掛けた先で感じた、ゆったりとした海、陽の光を浴びて嬉しそうな草木、その足元にできた木陰。

何も考えず、ただその自然に身を委ね感じるだけで、スーッと心も身体も軽くなり癒されていく感覚。それを指輪で表現したいというのが始まりでした。

完成後、名前を「yuragi」にしようかなと思い付き”ゆらぎ”について調べていた時、こんなことを知りました。

それは、『手作りしたものには1/fゆらぎが含まれていて、機械的に大量生産すると1/fゆらぎは失われてしまう』ということ。

そんなこと知っちゃたら「yuragi」の名をつけない訳にはいかないですよね。

yuragi-ring2

yuragi-ring3

 

パキッとしたシルエットではなく、シルバーの機嫌を伺いながら行きたそうな方向へ形づくった、ゆったりとした自由なシルエットに。

幅広な面持ちでありつつ、ノペッとした表情にならないよう、内側に向かって緩やかなくびれをつけ柔らかな印象に。

手作業でひとつひとつ制作しているから、全く同じ「yuragi」のシルエットを持つ指輪は世の中に2つとありません。

厚みがほどよくある地金を使用していることで、より温かみのある雰囲気になり、それと同時に、着用時も薄い地金の幅広リングによくあるトゲトゲした感触ともおさらばな優しい着け心地に。

表面の仕上げは、ピカピカに研磨した後ペーパーがけをし輝きを抑えて、より自然な性格へと味付けをしました。

裏側は綺麗に磨き上げ、くびれもつけずにフラットにしたことで指に吸い付くような気持ちよさ。

ウェーブのついたシルエットの副産物として、ちょうど良い箇所にクルクルっと回すと指の曲げ伸ばしもしやすくご着用頂けます。

yuragiring_wear3

yuragi-ring men wear image

写真の素材はSv9999(銀純度99.99%)。Sv925に比べて柔らかい色合いのため、この素材をチョイスしていますが、ご希望に合わせてSv925(銀純度92.5%(Sterling silver))でお作りすることも出来ますのでお気軽にご相談ください。

幅は約10mm(ウェーブのついたシルエットのため箇所によって幅は異なります。)全ての作業を手作業で行いますので、ご希望に合わせて全体的な幅を抑えることも可能です。

制作可能サイズは5号〜(5号未満のサイズをご希望の場合、出来ないという訳ではありませんので、これまたお気軽にご相談頂ければ幸いです。)
価格は¥22,000+tax

日々の生活を安らぎを大切にゆらりとおくりたい方からのご注文・お問い合わせをお待ちしております。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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KUBUS 斎藤

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