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Signet Rings in Film

映像作品内のシグネットリング

Signet Rings In Filmイメージ画像

ブログや『The History of Signet Ring』でシグネットリングの歴史的な重要性をこれまで書いてきましたが、装身具の中でも特に長い歴史を持つシグネットリングは映像の中でもその実際の大きさからは考えられないほどに作品を彩る活躍を多大にしています。

こちらのページではシグネットリングが登場する映画などの映像作品を紹介していきます。劇中でのシグネットリングの活躍は数知れず、ここに掲載している以外にも登場する作品があるはず。それを探していただくのも楽しいと思いますし、もし発見されましたら教えていただけたら嬉しいです。こちらのページも随時更新していく予定です。

それでは参りましょう!

※シグネットリングのみに注目したもので映像作品自体について評論をするものではありません。

【映画】

⒈ザ・クラウン

今まさに私KUBUS斎藤が観ている作品。シグネットリングの歴史を語る上で欠かせない存在の一つである英国王室。シグネットリングを着用した方々が多数登場するのはもちろん、シグネットリングにフォーカスを当てたシーンもあります。

⒉La Chinoise

véronique la chinoise 3

主演のアンヌ・ヴィアゼムスキーがシグネットリングを着けている姿がとても魅力的で、装いもすごくお洒落。僕は自分のクリエイティビティを刺激したい時にフランス映画を観たりします。

⒊英国王のスピーチ

一つ目に紹介をした『ザ・クラウン』はエリザベス2世を中心として描かれた作品ですが、こちらはその父であるジョージ6世について描いた作品。主演のジョージ6世役のコリン・ファースをはじめ王室役の人々がシグネットリングを着用しています。

⒋キングスマン

『キングスマンを観てシグネットリングを知りました』というお問い合わせを頂くことも多いことからKUBUSとしては外せない映画の一つ。装身具としてだけでなく、シグネットリングが秘密兵器としての役を貰えていることも注目ポイントです。

⒌シングルマン

これまたコリン・ファースが主演の作品。彼の雰囲気にシグネットリングがとても良くマッチしますね。

⒍インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

皆んな大好きインディ・ジョーンズにもシグネットリングが登場しています。インディ・ジョーンズシリーズ最新作であるこちらの作品ではヘレナ・ショー役のフィービー・ウォーラー=ブリッジが劇中で人差し指に着用しています。インディ・ジョーンズの世界観にもシグネットリングの持つ神秘的な雰囲気がピッタリ合います。僕はこういう映画が大好きです。

⒎2人のローマ教皇

教皇や枢機卿が身に着ける指輪(『漁師の指輪』や『司教の指輪』)は、一般的なシグネットリングと見た目は少々異なりますが、それらの指輪もシグネットリングの中の一つと言えます。タイトルの通りローマ教皇が主役ですから、ほとんどのシーンでシグネットリングが登場します。指輪の形や素材、石の有無など一つ一つに個性があり、そこに注目して観るのも楽しいです。映画自体のストーリーも、端々に小洒落たジョークが散りばめられていて面白いですよ。

⒏テーラー 人生の仕立て屋

主人公がテーラーという面では先のキングスマンと同じですが、裏の顔がスパイという訳ではございません。表も裏もテーラーな主人公が、あるきっかけから紳士服専門ではいられなくなってしまい、それでも挑戦をしながら仕立て屋さんを続けていくお話です。主人公の師匠でもあるお父さんが左手の薬指にシグネットリングを着用しているのがとてもお洒落です。

⒐華麗なるギャツビー

こちらは「あの映画にもシグネットリング出てるよね!」と教えていただいた作品。主演のレオナルド・ディカプリオが大ぶりなシグネットリングを着用していて、作品の華やかさを演出するのに一役買っています。<Nさま、教えてくださりありがとうございました!>

10.クインシーのすべて

もし仮にその名を知らなかったとしても、聴けば必ず「知ってる!」となるような曲を数多く手掛けている超著名音楽家クインシー・ジョーンズのドキュメンタリー。彼もシグネットリングを着用していて、劇中ではそれについての言及もチラッとあります。そのシグネットリングを元々着けていたのは、、、。是非チェックしてみてください。

11.ジェントルメン

こちらの映画に登場するのは、紳士と言っても”極道紳士”。映画はこうでなきゃと思わせてくれる勢い抜群の作品です。各人物が何らかのジュエリーを身に着けていて、その中にはシグネットリングも登場します。明日は休みだから映画観ちゃおうって夜にオススメです。<こちらの映画を教えてくださったFさま、ありがとうございました!>

12.最後のフェルメール ナチスを欺いた画家

世紀の贋作者ハン・ファン・メーヘレン。ナチスに自国(オランダ)の宝であるフェルメール作の絵画を売り飛ばした国家反逆罪で逮捕されるも「売ったのは私が制作した贋作だ」と主張し、”ナチスに協力した売国奴か、一泡吹かせたヒーローか(書籍『私はフェルメール』の帯より)”と話題になった事件を基にした映画です。劇中ではメーヘレン役のガイ・ピアースがシグネットリングを着用しています。

13.ミッション:インポッシブル

説明不要の超有名スパイ映画。トム・クルーズ演じるイーサン・ハントが所属するチームのリーダー、ジム・フェルプス役のジョン・ヴォイトがシグネットリングを着用しています。何回も観たのにテーマ曲を聴くだけでまた観たくなってしまいます。

【音楽】

⒈The Rolling Stones – Have You Seen Your Mother

アーティストを特徴付けるのは創り出す音楽だけではありません。衣装や装身具も音楽や彼らの表現には欠かせない要素の一つです。演奏する手元には指輪が輝いているシーンを多く見ることができ、その中にはシグネットリングも。何を隠そう、僕が初めて買ったレコードはローリングストーンズのアルバム『Com pack』でした。

⒉The Beatles – Ticket To Ride

ビートルズではリンゴ・スターが指輪を複数着用していて、シグネットリングを着用していることも多くあります。彼はフェイスに石を留めたシグネットリングをよく着けていた印象。ただ、ドラマーなので演奏中は「指輪何か着けてる!」くらいでしかチェックすることは難しい、、、。インタビュー時の写真などを見るとシグネットリングの姿を発見できます。

⒊Harry Styles – Late Night Talking

GUCCIとのコラボレーションを行うなど、幅広い活動をされているハリー・スタイルズ。あらゆる指輪を着用している中で、その手元にはシグネットリングもキラリ。彼のスタイルを表現するのにもシグネットリングが活躍しています。

⒋Frank Sinatra – Come Fly With Me

その歌声の素晴らしさから『ザ・ヴォイス』とも呼ばれたフランク・シナトラ。彼もシグネットリングを着用していました。



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